今日は、N高専コンピュータサイエンス学科5年生のクラスを訪れ、日本へ帰国するご挨拶をしました。
このクラスは、私がモンゴルに赴任して最初に「System Analysis and Design」を担当した学生たちです。当時は3年生だった彼らが、今では最高学年の5年生になりました。月日の流れは本当に早いです。授業では、積極的に発言する学生が多く、日本語のレベルも高いのが印象的でした。日本でインターンシップを経験した学生も多く、卒業後は日本の大学に進学したり、日本企業に就職する学生もいることでしょう。
私は学生たちに、「今はどこにいてもネットでつながれる時代です。勉強やエンジニアとしてのキャリアについて聞きたいことがあれば、いつでも連絡してください。そして日本に来た時は、ぜひ声をかけてください」と伝えました。
学生たちからは、美しい日本語で書かれた心温まる寄せ書きをいただきました(以下が写真です)。中には、私でも使うのが難しいような丁寧な敬語もあり、思わず「ChatGPTに助けてもらったのかな?」と笑ってしまいました。
その後、コンピュータサイエンス学科の先生方が送別会を開いてくださり、学校からは立派な感謝状をいただきました。モンゴルで過ごした2年間は、交通事故や怪我、両親との別れなど辛い出来事もありましたが、仕事に関しては自分の経験や知識を活かして全力で取り組むことができたと、自分自身を誇りに思っています。そして何より、人と人とのつながりのありがたさを強く実感した日々でした。
今回でモンゴルでの赴任は一区切りとなりますが、また戻ってくる機会があると思います。モンゴル語の勉強も続けていくつもりです。
この2年間で出会った学生の皆さん、先生方に心から感謝しています。皆さんのおかげで、かけがえのない経験を積むことができました。本当にありがとうございました。日本から、皆さんのこれからの活躍を心から応援しています。






今日のモンゴル語
Бид дэлхийн хаа нэгтээ дахин уулзах болно.
( Bid delkhiin khaa negtee dakhin uulzakh bolno.)
また世界のどこかでお会いしましょう。
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