モンゴルの田舎へアドベンチャーツアー④ 〜 奇岩・乗馬・ヒャガス湖

モンゴル
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※前回までの記事:
【① 龍城遺跡へ】https://cafeko.net/blog/2025/07/18/3320/
【② テルヒーンツァガーン湖へ】https://cafeko.net/blog/2025/07/18/3337/
【③ ウラーグチーン・ハル湖】https://cafeko.net/blog/2025/07/19/3351/

◆4日目:塩湖を目指して――奇岩、砂丘、乗馬体験

この日は、モンゴル有数の塩湖「ヒャルガス湖(Khyargas Lake)」を目指す250kmのオフロード旅です。
Googleマップ

朝食を済ませた私たちは3台の車に分乗して出発。途中には、自然が創り出した奇跡の絶景と、砂漠に消えていく川での乗馬体験が待っていました。


◇草原にそびえる奇跡の岩「センジッド・ハド」

午前10時半ごろ、最初の目的地「センジッド・ハド(Senjit Khad)」に到着。
Googleマップ紹介ページ

砂漠の中に忽然と現れる巨大な自然の岩のアーチに圧倒されました。岩の上に登って見渡せば、遠くには草原がどこまでも広がっていて、かつてモンゴル帝国の騎馬兵たちがこの地を馬で駆けたのかなと想像しました。雄大な景色の中で、自分の存在がいかに小さいかを感じました。


◇砂丘で車がスタック!

センジッド・ハドを後にして、次は砂丘の中に消える川「ムハルティーンゴル(Mukhartyn gol)」川へ。
Googleマップ

ところが途中、砂丘の砂に2台の車がスタック!
スタックした場所

スタックして動けなくなり、もう一台の車で牽引をすることになりました。私たちは車を降りて、とぼとぼ歩きました。

周囲を見渡すと、プリウスや車高の低い高級車までもがこの砂丘に乗り入れてスタックしていました。よくそんな車で砂丘に来たね、とびっくりしました。

なかなか砂丘から脱出できないでいると、通りがかったランドクルーザーに乗った若いモンゴル人男性が牽引を手伝ってくれて、なんとか無事に脱出することができました。


◇ムハルティーンゴルでの乗馬体験と想定外のハプニング

予定より2時間以上遅れてムハルティーンゴル(Mukhartyn gol)に到着。
地図リンク

遅めのランチをとった後、遊牧民の方に馬を引いてもらいながら、浅瀬の川を乗馬体験。これまでにテレルジで数回引き馬に乗った程度でしたが、ゆっくりと歩くだけなら問題ありません。

でも馬は私が初心者であることがわかります。道を食べようと崖の方へ行ってしまったり、水を飲もうと急に身をかがめたり。そんな時は遊牧民のおじさんがすぐに手綱を引いて、方向を修正してくれました。

途中、突然別の馬が暴れ出して乗っていた人が落馬してしまいました。 それを止めようとした遊牧民のおじさんまで落馬してしまいました。私の馬も驚いて駆け足になり、とっさに鞍をしっかり握って落ちないようにしました。幸い、誰も怪我はなく、その後は無事に元の場所へ戻ることができました。


◇真夜中にヒャガス湖畔のキャンプに到着

そこから再び長いオフロードをひたすら走り続けて、日付が変わるころ、暗闇の中でついに「ヘツーハッド・ツーリストキャンプ(Khetsuu Khad Tourist Camp)」に到着しました。
Googleマップ公式サイト

途中、止まって星空を見たり、砂丘をスタックしそうになりながら疾走したりと、モンゴルの大自然を全身で感じる移動時間でした。

キャンプに着いたときは、かなり疲れていましたが、シャワーを浴びて、ゲルで朝までぐっすり眠りました。


◇明日は旅の最終日

ここウブス県はウランバートルより1時間早い時差(+1時間)があります。明日利用するウラーンゴム空港のスケジュールはウブス時間なので、Apple Watchの設定もウブス時間に設定しました。

明朝はゆっくりとヒャルガス湖を散策し、10:00頃に空港へ向けて出発予定です。

今日のモンゴル語
Манай машин цөлд гацсан.
(Manai mashin tsöld gatssan.) 

私たちの車は砂漠でスタックしました。

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