前回の記事:「モンゴルの田舎へアドベンチャーツアー① 〜 アルハンガイ・龍城遺跡へ」
https://cafeko.net/blog/2025/07/18/3320/
◆2日目:壮大な歴史と自然の中へ〜テルヒーンツァガーン湖を目指す
朝7時、ハタンウギーキャンプで朝食を済ませた私たちは、この日の目的地であるテルヒーンツァガーン湖(Terkhiin Tsagaan Lake)を目指して出発しました。
この日はアルハンガイの東から西へ、遺跡や自然の絶景をめぐる長距離ドライブです。
◇ハラホリンとオルホン渓谷の歴史ロマン
まずかつてのモンゴル帝国の首都ハラホリン(Kharkhorin)を通りました。近くにあるオルホン渓谷は、ユネスコ世界遺産にも登録されている貴重な文化遺産エリアです。
途中、3〜8世紀にこの地を治めた突厥(とっけつ)帝国の遺跡にも立ち寄り、昨日訪れた匈奴の帝国の龍城跡も思い出しながら雄大な歴史に思いを馳せました。今回は訪れませんでしたが、ホショー・ツァイダム博物館(詳細はこちら)も近くにあります。
◇巨岩「タイハル岩」でピクニックランチ
午後、タイハル岩(Taikhar Rock)という草原の中に突如現れる巨岩で有名な観光地に立ち寄り、ピクニックランチを楽しみました。周囲には草を食む羊たちがたくさんいました。また乗馬のサービス、アイスクリームの屋台など、モンゴルの人たちが家族で訪れる観光地のようです。
→ 観光情報はこちら
のんびりランチブレイクを楽しんだあとは、再び車で西へ進みます。
◇大渓谷チョロート川
チョロート川(Chuluut River)の壮大な渓谷に到着。
→ 英語版 Wikipedia
火山活動によって形成された谷に深く刻まれた川が流れ、そのスケールに圧倒されます。自然が作り出したダイナミックな地形をしばし鑑賞しました。
◇テルヒーンツァガーン湖へ到着!
長いオフロードのドライブの末、ついに目的地テルヒーンツァガーン湖に到着!
湖畔にあるMaikhan Tolgoi Ger Camp(Googleマップ)に着いたのは夜8時頃。
この湖は火山の噴火によってできたカルデラ湖で、標高2000m近い場所にあります。ゲルキャンプはとても清潔で、レストランでの夕食も美味しく大満足でした。




ウィグル 8-10世紀の墓跡





今日のモンゴル語
Би Монголын хуучин нийслэл Хархорум хотод очсон.
(Bi Mongolyn khuuchin niislel Kharkhorum khotod ochson.)
モンゴルの古い都のカラコルムを訪れました。
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