iPhoneが盗難にあった顛末とその後の対応まとめ

モンゴル
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先日の日曜日、ウランバートルのスフバートル広場で開催されていたBook Fairを見に行ったとき、iPhoneを盗まれてしまいました。盗難に遭った経緯と、私が実際に行った対応の手順を記録としてまとめておきます。

■ 事件発生

5月のある日曜日の午後3時頃、友人3人と一緒にスフバートル広場のBook Fairを訪れていました。会場の様子をiPhoneで撮影した後、ショルダーバッグのポケットにしまったことまでは覚えています。バッグにはファスナーもボタンもなく、開口部が開いたままのタイプでした。

Book Fairはとても混雑していていました。人混みの中を歩いたあと、午後4時ごろ、友人宅に立ち寄ってお茶を飲んでいたとき、ふとiPhoneがないことに気がつきました。

電話をかけてもらうと「電源が入っていない」という音声ガイダンス。あの混雑でスリにあったのだとすぐに悟りました。

■ まず頭をよぎった「困ること」

スマホがないと本当に困ります。

  • モンゴルでの日常の買い物はほぼQRコード決済 → 日々の買い物が不便に
  • 銀行アプリが使えない → 家賃や光熱費の振込ができない
  • テザリングができない → 授業準備や仕事に支障
  • 連絡手段がない → 生活全般が不便

■ 実際に行った対応まとめ

① 事務所に連絡

  • 携帯紛失と盗難の可能性を報告。
  • 「犯罪被害報告書」を後日提出するよう指示を受ける。

② 『探す(Find My)』アプリで位置を確認

  • iPhoneの位置を確認すると、すでにスフバートル広場から3kmほど離れたナラントール市場付近に移動していました。

③ iPhoneを『紛失モード』に設定

  • デバイスをリモートでロックし、情報流出を防止。

④ 新しいiPhoneを購入

  • 盗難と悟った後すぐに、Skytel(マップ)へ行き新しいiPhoneを購入。
  • 親切な店員さんが英語で対応してくれ、とても助かりました。自分の名前を書いた紙をくれて、明日、私が対応するから、と言ってくれました。娘さんが日本語を勉強しているそうで、日本人に親しみを感じくれたようでした。

⑤ SIMカードを一旦停止&再発行

  • MobicomのSIMカードを一旦Close。
  • 翌日、同じ店で新しいSIMカードを購入。パスポートのコピー提示でOK。
  • 以前と同じ電話番号が使えるようにしてもらいました。
  • この店員さんがとても親切で本当に助かりました。

⑥ iCloudからデータを復元

  • 一晩でほぼ元の状態に復元完了。翌朝には通常通り使用可能に。

⑦ iPhoneのデータをリモート消去

  • 『Erase This Device』で盗まれたiPhoneのデータを削除。

⑧ 警察に盗難届を提出

  • 事務所のローカルスタッフと共にスフバートル区警察署へ。
  • 提出書類はA4の用紙を自分で持参し、手書きで被害状況を書く必要あり(!)。
  • その後、若い女性職員がパソコンで内容を清書。
  • iPhoneの現在位置を伝えたが、あまり関心を示さず、記録もされず。
  • 「捜査官に引き継ぐ」とは言われたが、実際に捜査されることはなさそう。

■ 教訓

盗まれたのは痛い出費でしたが、クレジットカードや重要な情報が無事で、すぐに元の状態に戻れたことは不幸中の幸いでした。

何よりも今回のことで学んだことは、「ファスナーのないバッグは絶対に使わないこと」、そして「Find Myの設定とiCloudのバックアップは必須」だということです。モンゴルでの生活に慣れて、気が緩んでいたなと反省しています。

紛失したiPhoneはナラントールザハのあたりにあるのが分かりました。この数日後、今度はJuulchny Streetあたりに移動しました。携帯電話のショップに売られたようです。😡

今日のモンゴル語

Сүхбаатарын талбайд миний iPhone-г хулгайлсан.
(Sükhbaataryn talbaid minii iPhone-g khulgailsan.) 

スフバートル広場でiPhoneの盗難にあいました。

コメント

  1. 伊東宇一 より:

    iphone盗まれて大変だったですね。私のiPhoneにも娘が「探す」を入れてくれました。散歩中に倒れてもどこにいるかわかる。と言うのも、大田区から高齢者の認知症対策として「見守りキーホルダー」を支給されて、そんなアナログなやり方はやめてくれと、「探す」を入れてくれました。

    話は変わりますが、こちらのニュースでウランバートルのデモが流れていました。騒ぎになっているようですね

    伊東宇一

    • Mariko Tagawa Mariko Tagawa より:

      伊東さん、こんにちは。「見守りキーホルダー」ですか。😆 お役所のすることはなんとも・・・
      首相の退任を求めて大規模なデモをずっとしていました。気候のいい時期だったのが首相にとってアンラッキーだったそうです。真冬だったら寒いからデモには参加しなかったそう。

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