ウランバートル郊外でゴールデンイーグルフェスティバルを体験

モンゴル
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2025年3月8日、JICAの同僚たちとともに、ウランバートル郊外で開催されたゴールデンイーグルフェスティバルに行ってきました。このフェスティバルは、モンゴルの少数民族カザフ族の伝統的なお祭りで、熟練の鷹匠たちが海外からも集い、さまざまな競技を繰り広げます。

会場には数多くのゲルが並び、訪れた人々はグループごとにゲルを借りて、レースを観戦したり、ゲルの中で食事を楽しんだり、雪山で遊んだりと、思い思いに1日を満喫できます。

フェスティバルの始まり

私たちのグループは朝9時頃にウランバートルを出発し、約1時間後に会場に到着しました。同僚たちはコンロ、水、ケトル、果物やお菓子、コーヒー、お茶などを持ち寄り、温かい飲み物を楽しみながら、レースの開始を待ちました。開会式まで時間があったので、会場をみて回っていると、鷹を腕に乗せって写真を撮ってくれるサービスがあったので、試してみました。鷹は5Kg以上あるので腕に乗せるととても重いのですが、腕をまっすぐ上に伸ばすと持ち上げることができました。

開会は11時の予定でしたが、モンゴルのイベントではおなじみの「のんびりした進行」で、実際に始まったのは1時間以上遅れてからでした。それでも、最初の競技が始まると一気に会場が盛り上がりました。

開会式の後、鷹を腕に乗せた鷹匠たちが馬にまたがり、山の斜面を颯爽と駆け下りてくるシーンはとても迫力がありました。

レースの内容とアクロバティックな競技

最初の競技は、丘の上から放たれた鷹が、麓で待つ鷹匠の腕にどれだけ早く正確に降り立つかを競うものでした。見事に腕に着地する鷹もいれば、途中で止まってしまったり、鷹匠の腕に乗らずに違う方向に行ってしまう鷹もいて、観客から応援や歓声が上がりました。鷹が見事に鷹匠の腕に乗ったシーンをビデオに収めたので、ぜひご覧ください。

続いて行われたのは、各種アクション満載の競技。

  • 馬上アクロバット:馬を走らせながら、背の上でアクロバティックなパフォーマンスを披露。
  • 騎馬弓術:馬を駆りながら的をめがけて矢を放つ、日本の流鏑馬。
  • ブズカシ(毛皮の争奪戦):馬上で毛皮を奪い合う迫力のある競技。

特に、若い女性が馬を走らせながら弓を引き、的を射抜く姿はとても美しかったです。

鷹匠のゲルを訪問

レースの合間に、鷹匠のゲルを訪れることができました。鷹匠の衣装や、装飾が施されたアクセサリーを見せてもらい、さらに鷹やハヤブサをまじかにみたり、触れることもできました。とても貴重な体験ができました。

最高の天気のもとで過ごした楽しい一日

この日は快晴で、気温も日中は0度以上に上がり快適でした。1日たっぷりとモンゴルの伝統と自然を満喫することができました。


今日のモンゴル語
Энэ бүргэд хэр жинтэй вэ?
( Ene bürged kher jintei ve?) 

この鷹はどのぐらいの重さですか?

Би чиний зургийг авч болох уу?
( Bi chinii zurgiig avch bolokh uu?)

写真を撮ってもいいですか?

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