
モンゴルでは「野菜をあまり食べない」と聞いていましたが、実際には市場に行くと、色とりどりの野菜や果物がたくさん並んでいます。これらは主に中国、韓国、ロシアなどからの輸入品だそうです。
レタスやセロリは少し鮮度が気になることもありますが、それでもこれらの野菜が手に入るのはありがたいです。
これまで私は、モンゴルでは、トマト、にんじん、ブロッコリー、カリフラワーくらいしか買っていませんでしたが、モンゴルでの生活をさらに楽しむために、日本でよく作っていた料理に挑戦してみることにしました。
先週末、イタリアの家庭料理「カポナータ」を作りました。夏野菜の旨みがぎゅっと詰まったこの料理は、私の大好きな野菜料理です。今回はモンゴルで手に入る食材を使ってみました。とても美味しくできたのでレシピを共有します!日本で作っていたカポナータのレシピはこちらです。

材料を揃えます。
- なす:超大1
- 玉ねぎ:小2個
- パプリカ:赤、黄、各1個
- トマト:2個
- セロリ(に似た野菜):一束
- トマト缶:1缶
- レーズン:大さじ4
- ブラックオリーブ:1缶
- オリーブオイル:たくさん
- ワインビネガー:大さじ1
- 砂糖あるいはエリスリトール:小さじ2
- 塩、胡椒:適宜

野菜の準備
なすは乱切りにして塩をふり、しばらく置いてアクと水分を出したらキッチンペーパーで拭き取ります。
玉ねぎをフードカッターでみじん切りにします。他の野菜も適当なサイズに切ります。

野菜を順に調理
鍋にオリーブオイルをたっぷり入れ、水分を拭き取ったなすをやわらかくなるまで揚げ焼きにし、お皿に取り出します。

同じ鍋でセロリとパプリカをそれぞれ炒め、軽く塩・胡椒をしてお皿に取り出します。少し手間ですが、別々に炒めることが美味しく作るコツです。

鍋に残ったオリーブオイルで玉ねぎを炒めます。トマトとトマト缶を加え、塩・胡椒で味を調整しながらさらに炒めます。

ブラックオリーブ、炒めた野菜をすべて鍋に戻し、全体をよく混ぜます。レーズン、砂糖、ワインビネガーを加えてさらに炒め、全体が馴染んだら完成です。

できあがりです。
カポナータは冷蔵庫で冷やし、翌日以降に食べるとさらに味が染みて美味しくなります。たっぷり作って毎日少しずつ楽しんでいます。

今回私は手作りの木の実ぎっしりパンと合わせていただきました。
知り合いのプロの料理人の方からお借りした美しい食器に盛り付けると、お料理がグレードアップして見えました。
今日のモンゴル語
Би ханиад хүрчихлээ.
(Bi khaniad khürchikhlee.)
風邪をひきました。
Би халуун ургамлын цай их уудаг.
(Bi khaluun urgamlyn tsai ikh uudag.)
温かいハーブティを作って飲みました。
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