Day114: 2024/2/16 (Fri)
モンゴルのお正月のツァガンサルが終わると春が来ると言われています。まだ最低気温は-20 ℃を下回っていますが、日照時間はだんだん長くなっています。早く道路の凍結が溶けて安心して歩けるようになって欲しいです。
昨夜参加したToastmasters Mongolia Clubで、日本語が少し話せる若い女性が、モンゴルの冬についての伝承を、英語と日本語とところどころモンゴル語で一生懸命説明してくれたので記録しておきます。
モンゴルの伝承では、モンゴルの冬は12月22日から始まり、9日を1期間として9期間、つまり9日x9期間=81日続くとされています。そしてそれぞれの期間の寒さをとても詩的な表現で表します。正しく理解できているかわからないですが、大体以下のような内容でした。
- 最初の9日:ミルクから作ったウォッカが凍る
- 2番目の9日:普通のウォッカが凍る
- 3番目の9日:3歳の牛の尻尾が凍る
- 4番目の9日:4歳の牛のツノが凍る <-ここが一番寒い
- 5番目の9日:外に出したご飯がもう凍らない
- 6番目の9日:道が見えるようになる(道路の雪や氷が減ってくる)<-今ここ
- 7番目の9日:山の上のほうが茶色になる(雪が溶けてくるということか?)
- 8番目の9日:道がぬかるんで靴がどろどろになる(道路の雪や氷が溶けてくる)
- 9番目の9日:春が来ました
来週はまた-35℃を下回る日があるようですが、あと1ヶ月ぐらいしたら9番目の9日になり春になるのですね。私の骨折した手首もその頃には良くなっていて欲しいです。
写真はお正月に訪れたウランバートル最大のチベット仏教のお寺のガンダン寺と、新モンゴル高専の旧正月明けのお祝いの行事の会場の様子です。新モンゴル学園では、高専、大学などの先生が一同に介して、新年のお祝いのスピーチなどがありました。









今日のモンゴル語 旧正月明けの挨拶
Aмар байна уу?
(Amar Baina uu?)
お元気でしたか?
сар шинэдээ сайхан шинэлж байна уу?
(sar shinedee saikhan shinelj baina uu?)
良い新年を過ごされましたか?