2019年6月1日「第41回 ASICSストックホルムマラソン」を完走しました。
4回目の海外フルマラソンでした。以下レースの記録です。
レースインフォメーション
レース日時:DATE1st of June 2019 | Start at 12:00 and 12:10
場所:Stockholm Olympic Stadium
DISTANCE42 195 METER
コースマップ, レースリザルト
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レースの開始はお昼12:00からなので、朝はゆっくり起きて、ホテルのレストランで朝食を食べました。これまでは午前中9:00ごろスタートが多かったので、レース3時間前に日本から持って来たアルファ米やお餅をホテルの部屋で食べていました。私のマラソンバイブル ではレース前に食べるものは炭水化物が多めで甘くないものとアドバイスがあります。が、ホテルの朝食バッフェは美味しそうなものがたくさんあって、このルールを守るのは難しいですね。朝食の消化不良からかレース中に胃に不快感を覚えて、補給食をとることができませんでした。反省しています。次回からはレース前の食事に、気をつけないといけないです。
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食事の後はいつもの手順でレースの準備をしました。
- 熱いシャワーを浴びて、血流をよくする。
- 足の指にワセリンを塗る。
- 足首のテーピング。
- 経口補水パウダー、メダリストアミノダイレクト5500、アミノプロテイン、クエン酸タブレット摂取。
- 着替えが入ったバッグの確認。レース中の補給ジェル、タブレット、ホテルのキーカード、クレジットカード、iPhoneをウェストポーチに入れる
出かける間際にワイヤレススポーツヘッドセットの電源が入らないことに気づきました。充電しなおしてみましたが、スイッチ部分の不具合のようなので、今日は音楽を聞くのは諦めました。日本を出発する前に確認するべきでした。
天候は曇り、気温は15度ぐらい。少し肌寒いぐらいです。午後から雨の予報なので、ウェアをどうするか迷いました。暑さ対策のネッククーラー、紫外線防止アームカバー、グローブはいらなさそうなので、持っていかないことにしました。Tシャツの上に薄手のナイロンジャケットと帽子、サングラスのスタイルにしました。
レース当日はマラソンレジストレーションカードを見せるとストックホルムの交通機関が無料になります。
ホテルの最寄駅 Hotorget から地下鉄に乗るとランナーがたくさんいました。T-CENTRALENでRED Lineに乗り換え、Stadion駅で降りて、他のランナーたちの流れにしたがって、会場に向かいました。オリンピックスタジオに入ると、DJが大音響で音楽を流していて、気分が盛り上がってきました。着替えが入ったバッグをスタッフの人に渡して、スタート地点に向かいます。
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私はゴールタイム5時間を申告していましたので、後ろのほうのHグループからのスタートです。GARMINのペーサーがゴールタイムを記したバルーンをつけています。5:00のペーサーの後ろを走ることにしました。
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DJががんがん雰囲気を盛り上げています。12:10にスタートしました。アップルウォッチのWorkoutをスタートさせました。最近はランニング専用のウォッチはつかわないでアップルウォッチだけでレースに出ています。
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レース中の動画
今回もキロ7分のゆっくりペースで走る予定です。5時間を少し切るぐらいが目標です。
- スタート〜5km
- ペーサーの後ろについて、走り始めました。私のマラソンバイブルでは、最初の10kmぐらいまでは準備運動と考えて、スピードを抑えて走ることがアドバイスされています。アップルウォッチでタイムを確認するとキロ6.45分ぐらいのスピードです。
- 2Km地点で最初の給水スポットがありました。喉は乾いていないのですが、少しだけ水分補給をしました。バンドが演奏をしていて、元気付けてくれます。
- 5Km〜10Km
- 橋を渡って運河を右手に見ながら、ゆっくすすみます。同じペーサーについて走っている女の人に声をかけるとオランダから走りにきたそうです。東京マラソンにいつか行きたいと言っていました。
- 給水ポイントが2kmおきぐらいにあります。各ポイントで少しだけ給水するようにこころがけました。
- 少しアップダウンのあるコースですが、脚力がついているのかスピードは落ちません。
- 10km〜20km
- 息も上がらず、体に痛みもなく、ゆっくりジョギングしている感じで進んで行きます。
- 15km地点でバイブルにしたがって、メダリストアミノバイタル5500を摂取。20Km地点でShot(エナジージェル)を摂取。
- すでに歩いている人もいましたが、私はようやくアップが終わって、本調子になって来た感じです。
- ハーフ
- 予定のキロ7Kmより少しだけ早いペースで通過。あっという間にハーフまで到達しました。このあたりから雨が降り始めました。ナイロンジャケットと帽子を着用していてよかったです。
- このあたりで倒れている男性をメディカルスタッフが救護していました。大丈夫かしら。
- バイブルにしたがって、ロキソン、脚がつるのを防ぐ芍薬甘草湯、クエン酸タブレットを飲みました。
- ハーフ〜30km
- 雨が時折激しくなりました。体が寒くなってきました。街の繁華街を走っているのですが、素敵なカフェでのんびりコーヒーを飲みながらレースを観戦している人が羨ましくなりました。景色を楽しむ余裕があまりなくなり、早くゴールしたいと思って、前へ前へと進みました。
- 息は苦しくなく、脚もまだまだ大丈夫ですが、寒いのと、シューズが濡れて不快なのと、朝食の消化が悪かったのかお腹が重い感じがするのが不快でした。
- 胃の調子がよくないのでなにも食べる気が起こらず、補給食はスキップして、水分だけを補給しました。
- 途中何度かトイレに立ち寄り、少しすっきりしてまた走り始めました。ペースは予定通りに進んでいます。
- 30km〜40km
- 雨は強くなったり、弱くなったりしています。
- 私設エイドでチョコレートを配ってくれました。久しぶりに食べるチョコレートが美味しかったです。
- 35Km地点で温かいコーヒーのサービスがありました。冷えた体に染み渡るように美味しかったです。
- あと12Kmぐらいだと思うとゴールはすぐのような気持ちになりました。ペースをあげようと思ったのですが、脚が疲れて来たようなのでやはりキロ7分ぐらいで進みます。
- 繁華街を走っているので沿道の応援が多く、子供達のハイタッチも力になりました。
- 40km〜ゴール
- 上り坂になりました。多くの人は歩いていますが、こちらは早くゴールをしたいので、同じペースで走っていきます。上り坂があまり辛くないので、脚力がついているのを実感しました。
- オリンピックスタジオが見えてきました。”1000M TO GO”というサインがありました。
- オリンピックスタジオに入りました。ABBAのDacing Queen が大音響で流れていて、気分が一気に高揚しました。脚にまだ力が残っていたので、そこからどんどんスピードをあげて、スタジオの声援も受けて、一気にフィニッシュラインを通過しました。
- 息も上がらず、体も疲れている感じはなく、楽しかったなぁという気持ちで一杯になりました。
完走メダルをかけてもらい、近くにいた人に写真をとってもらいました。
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ゴールのビデオ
そのまま進むと黄色いFinisher’sTシャツとバナナやエナジーバーなどが入ったバッグが渡されました。このころには雨が上がり、日がさしてきました。
Finisher’sTシャツに着替えて、記念撮影をしてもらいました。
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ネットタイムは4:50分。多分パーソナルベストだと思います。といっても、いつものんびり観光をしながら走っているので、タイムは気にしていないのです。
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ゴールをした後、広場に設営されたテントでコーヒー、ホットドッグ、アイスクリーム、ビールなどが提供されたので、温かいコーヒーを飲んでほっこりしました。
今年の海外マラソンの目標は達成しました。来年はどこにしようかな。人生で後何回走れるかしら。
おしまい
コメント
完走、おめでとう〜!!
この調子ならまだまだ何十回とマラソンは走れる人生が待ってますよ(^^)v
一息ついて、ストックホルムの美味しいものや旧市街や新しいお店なんかものぞいて楽しんできてね!
そうそう、そちらにはコーヒーと一緒に飲むアルコールなんかもあるのよ(笑)
SALLYさん、ありがとうございます!ストックホルムは街が美しく、自然も多くて、人々が生活を楽しんでいるように感じます。
こちらで偶然にも以前の同僚が仕事で滞在していることがわかり、毎晩一緒にご飯を食べに行っています。世界は狭いです。