ヴェニスマラソンを完走しました。楽しかった。マラソンを始めてよかったなぁと心から思った日でした。
レースコース
完走証
レースの当日の記録です。
- まだ時差ボケが残っているので、1:00am(日本の8:00am)に1度目が覚めましたがもう一度寝て4:30に起床。
- マラソン攻略本に従って熱いシャワーを浴びて血液循環をよくする。
- お湯を沸かして、日本から持ってきたマジックライスを作る。海外マラソンの場合、朝ごはん用におにぎりが買えないことが多いので非常食や登山などで使われるマジックライスを持っていくといいそうです。お勧めのお餅のパックも持ってきたのですが、お腹がいっぱいになってお餅は食べられませんでした。
- 足にテーピングをして、足指にワセリンを塗って、ウェアを着て、準備はできました。お天気が微妙でウェアをどうするか悩みました。ローカルの天気予報では午前中雨、午後から雷となっています。使い捨てのポンチョや半透明のウィンドブレーカーなども持ってきています。取り敢えず、それらをバッグに入れてホテルを出発しました。気温は12度ぐらい、雲。去年のアムステルダムの時より気温は高く、寒さは感じませんでした。
- マラソンのスタート地点はヴェニスから22kmほどはなれたVilla Pisaniという昔の貴族の邸宅のあるところです。Mestreの駅からマラソンランナー用にシャトルバスがでています。わたしのホテルはMestreの駅の目の前です。すでにオレンジ色のバッグ(bibと一緒に渡されたバッグ。このバッグに着替えを入れてボランティアに渡すとゴール地点で受け取れることになっています)を持ったランナーが大勢集まっています。適当にシャトルバスの1台に乗り込みました。30分ぐらいでスタート地点らしいところに到着。歩いていると日本人のランナーに声をかけられました。広島から来たそうです。話をしながら会場に到着。写真を撮ってくれました。
- アムステルダムマラソンと比べると規模は小さいですが、楽団の演奏が雰囲気を盛り上げています。トイレに並んでいると後ろの女性はオランダから、隣のカップルはノルウェーから来たそうです。私が日本から来たというとみんな驚いていました。ランナーの間では東京マラソンは有名らしいです。
- 少し雨が、ぱらついてきたので、使い捨てのポンチョを着て、カイロを手に持って、後の荷物はバッグに入れてボランティアの方に渡しました。
- イタリアン人は陽気です。待っている間も、超賑やか。しかも女性に優しい。なにかと話しかけてくれます。
- いよいよスタートです。今年はランニングウォッチは付けないで、Apple Watchだけで走ってみることにしました。5時間で完走を目標にしてラップタイム表を作ってきました。
- GAMMIN RUNNING Teamがペースメーカーとして走ってくれます。5hのバルーンのを付けた女子ランナーの後を付いていくことにしました。みんな陽気です。どこから来たのと聞かれたので、日本からというと、「マリーコ xxxxxxxxx ジャポーネ グランデ。」と大きな声で叫んで、まわりの人からオー、マリーコ!ジャポーネ!と声が上がり嬉しくなりました。Maroというおじさんが、名前が似ているねと、セルフィで一緒に写真を撮ってくれました。
- スタート後はぱらついていた雨は止んだのでポンチョは捨てました。途中から薄陽もさしてきました。thunderstorm の天気予報が外れて良かったです。気温も15-17度ぐらいで快適でした。
- スタート地点から貴族の邸宅が並ぶ雰囲気の良い場所を走っていきます。
- 7min/kmのゆっくりしたペースを保って走ります。ペースメーカーや周りの人とおしゃべりをしながら走っているのであっという間に5kmに到達。水の補給をして進みます。
- 私の横について走っているMariasoleは日本に来たことがあるそうです。日本語が少し話せます。アニメで覚えたそうです。東京に行くから一緒に東京マラソンを走ろうと言っています。この後、彼女と最後まで一緒に走って最後は手を繋いでゴールをしました。元気いっぱいの楽しい子でした。4歳のお嬢さんがいるそうです。私の歳を聞いたので、本当の歳を教えると、驚愕していました。あはは。
- 5kmから15kmぐらいまでは川沿いを走りました。レガッターやクルーザーが横を通っていきます。ヴェニスらしいですね。
- 5km おきぐらいにバンドの演奏をして、ランナーを元気付けてくれます。沿道や自宅の窓からたくさんの声援を送ってくれます。”Ciao”’, ”Grazie”と応えながら走ります。
- MariasoleやGAMMINのteamの人たちとおしゃべりをしながら走っているのであっという間に20km、ハーフに到着しました。給水所では、お水、スポーツドリンク、バナナ、オレンジ、クッキーが用意されています。私は自分が用意したゼリー(Shotz)、アミノバイタル、などを予定した時点で補給しながら進みます。
- 体の痛みはなく、呼吸も楽で、ひたすら楽しい気分で走っています
- 25kmあたりでヴェニス島の対岸のMestreにさしかかりました。駅やホテルがあるのもこのエリアです。
- 30km、サンジュリアーノ公園(Parco San Giuliano)内を走り、ここからヴェニス島に向かいます。昨日は列車で渡った長い橋を今日は走って渡ります。前に「Just Merried」のサインをつけたカップルが走っています。みんなから祝福されていました。いいですね。
- 30kmを過ぎたところで、Mariasoleがもう走れないので歩くわ、marikoは走って、と言ったけれど、せっかくここまで一緒に来たのだからゴールも一緒にしましょう、と私も歩くことにしました。楽しみのために走っているのでタイムはどちらでもいいですし。
- 35kmぐらいで、彼女が’I can survive. let’s run. というので、また走り始めました。彼女は陽気で、周りを走っているランナーに次々と声をかけるので一緒に走っていて楽しいです。中国から来た男性、東京から来ている高齢の男性、声をかけられた方も嬉しそうです。
- ヴェニス島の海に面した細い道を走り、サン・マルコ広場に来ました。広場をぐるりと一周します。大勢の観光客の声援の中、荘厳なサン・マルコ寺院の前を駆け抜ける時はこれまで体験したことがないほど気持ちが高揚しました。
- 40km, あと2kmです。ここからゴール地点まで、今日のマラソンのために運河にかけられた14の橋を渡ります。走っている横では、カフェでワインやエスプレッソを楽しんでいる観光客たちが声援を送ってくれます。
- Mariasoleが私の手を取りました。Let’s go. IKIMASUと声を掛け合って、ゴールラインを駆け抜けました。
人生は楽しい!と思った瞬間でした。
- 完走メダルを受け取り、シャワーを浴びて、ビールを開けて、2人でセルフィをしました。you promise me to come to Japan. Yes I do. Keep in touch. ここで、彼女と分かれて、ヴァポレットと列車に乗ってホテルに帰りました。
- 帰る途中、レースが終わるまで我慢をしていたジェラートとチョコレートとエスプレッソを食べ、夕食は大きなピザを思いっきり食べました。
来年はどこを走ろうかなぁ。
コメント
当日声をかけた、常光 博樹です❗
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お疲れ様でした。楽しかったですね。