映画「花戦さ」公開記念 池坊展 in 日本橋三越

お茶
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日本橋三越で開催中の「いけばなの根源 池坊展」を一緒にお華を習っているY子ちゃんと見てきました。
この展示会は映画「花戦さ」の公開にあわせた記念の展示会でした。

映画「花戦さ」は野村萬斎主演。池坊の初代家元 池坊専好が戦国時代に時の権力者 豊臣秀吉に対して武力ではなく花の力で戦ったというストーリが映画のメインテーマだそうです。千利休も出てきます。映画の番宣をみましたが、コメディタッチのようです。

池坊は最古で最大の会員数を有する華道の流派です。私が習っている草月流は大正時代に始まったので、歴史が浅いですね。有名俳優が出演する映画を作り、映画とタイアップした華展を三越本店で開催するとはさすがに最古で最大会員数を有する勢力のある華道グループだと思いました。

仏壇に行ける簡素なデザインのイメージがありましたが、自由花や新風体という部門では自由で大胆なデザインが多く、とくに作品の大きさとたくさんの花材を贅沢に使っている作品に圧倒されました。

展示会の中で一番大きな作品。松の曲線と足元の可憐な花の対比。圧巻です。

次期 家元の作品。極楽浄土を表現しているのでしょうか。カラフルなスモークツリーが雲のよう。中央の花が雲の中に浮かんでいるように見えます。

自由花。草月のレッスンにも参考になりそうなので、写真をとりました。

自由花。参考にさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示期間が長いので作品を長く持たせるのが大変でしょうね。時々、生け替えをしているのかもしれません。出品者の方の影のご苦労を思いました。
会場は大変な数の見学者でした。
見学後は三越の地下のフォートナム&メイソンでイギリスのジョージ王子の洗礼を記念してブレンドされたという「クリストニング ブレンド」の紅茶とケーキをいただき、Y子さんとお話しを楽しみました。幸せな休日の午後でした。

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