林住期

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最近読んだ本

インドの経典では人生を4つの時期に分けて、それぞれの時期で目的をもって行動するという教え。

  • 学生期:生まれてから学校に行き勉学に励む時期
  • 家住期:職を持ち、家族を持ち、家族を養うために仕事に励む時期
  • 林住期:社会での務めを終えたあと、自分の人生のために生きる時期
  • 遊行期:全ての執着を捨て、遊行する時期

著書では各時期を25年と考え、50歳からの林住期こそが人生のもっとも輝かしく充実した時期であるという。林住期はお金や名誉のためではなく、自分が本当にやりたことを自由に行う時期だと。

私はまだ家住期の延長で、今やっている仕事は自分の生活のほとんどを占め、心を亡くすぐらい忙しい毎日。やりがいはあるがこの仕事が本当に自分のやりたいことかというとそうでもない。それそろ林住期の歳にさしかかり、これからの25年間、本当にやりたかったことができるように人生を見つめ直そうと思った本です。

五木寛之の「林住期」を読んだ後、林住期について調べていたら、桐島洋子さんが50歳の時に書いた「林住期がはじまる」という本を見つけたので、読んでみた。女性の視点の50歳からの生き方のほうがより共感できる。が、桐島洋子さんの人生は波乱万丈。とても真似はできません。

桐島洋子さんの本を読んで、彼女の家族や経歴を知ると、興味がさらに湧いてきて「聡明な女は料理がうまい」も読んでみた。タイトルは知っていたけれど、なんだか鼻につくタイトルだなぁとこれまで読む気にならなかった。

初版は1990年出版。桐島さん30歳のときの著書。今回買ったのは2012年に復刊したバージョン。食は人生の基本。おろそかにしてはいけないし、人生の楽しみの多くを失うというところには共感します。ただ、私は食べることにそこまで情熱がないので、体にいいものをだけを食べるよう心がけようぐらいでいいかな。

コメント

  1. salishan より:

    Marikoさん、ブログ開設したんですね〜!
    私は当分家住期のままでいきそうですが、林住期から遊行期と過ごせるような人生でありたいものです。

    桐島洋子さんはその大昔「寂しいアメリカ人」という本で知りましたが、その頃の自分の周りの人とはちょっと違った視点が刺激的で、とても影響を受けたのを覚えています。懐かし〜!!

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